2015/09/18 11:14

子どもの成長は嬉しいものです。
3歳になると保育園や幼稚園に通いだして、少し手が離れてほっとしてる方も多いと思います。
ですが、保育園や幼稚園に通いだすと楽しいお昼ご飯の時間が待っています
いろいろな家庭の同じ年齢の子どもが集まってする食事は、保育園や幼稚園に通い始めてから経験する“はじめて”のひとつ。
楽しい食事の時間ですが、ひとつ心配なことが………。

それは、箸の使い方。

はじめての子どもだといつ教え始めたらいいのかわからなくてのんびりしていたら、周りの子どもはもう箸を使えててびっくり!なんて経験はありませんか?
箸が使える子どもは、お兄ちゃんやお姉ちゃんがいることが多いそうです。
ひとりひとり環境もペースも違うのだから焦る必要はないです。

では、箸を教え始めるのはどのタイミング?
そのひとつがピースサインが出来るようになっていることなのです。
ピースサインが出来るということは、指を1本1本ちゃんと動かすことができるようになったということ!
指の繊細な動きを必要とする箸の所作。
指がしっかり動かせることを見極めて箸のトレーニングを始めましょう。

箸の使うのは日本の文化のひとつです。
箸のトレーニングを始めるそのときにもう1つ学んでほしい日本の文化があります。

箸は箸置きに置くという文化です。

箸は中国から伝えられたものですが、箸置きは日本独自の文化になります。
食器の上に橋のように渡して置くのは“渡し箸”といい“忌み箸”と言いマナーとしては良くありません。
マナー以外にも箸置きのある食卓は食べ物に感謝する気持ちを育んでくれます。
いただきますの言葉のあとに、箸置きから箸をとり食事を、命を頂く。
それはもう何十年、何百年も受け継がれた日本の心です。

箸の使い方を教えるそのときに、箸置きを食卓に置いてみませんか?
食事に感謝するその心をお子様と一緒にもう1度確認して、いっしょに楽しい食卓にしてきましょう。



和釘は日本の伝統的な文化のひとつ。
その和釘と箸置きが合わさったものが「三条和釘箸置き」です。
箸置き用に作られたものですので、先端は丸くケガをする心配もありません。
食卓に日本の和の伝統を取り入れてみませんか?