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2016/08/19 09:06

2016年8月15日 新潟県見附市の小さなニット工場がNHK WORLDにて世界158か国に紹介された。
有名デザイナー紫藤尚世 氏のブランドアイテム製作を依頼されたことで実現した。
小さなニット工場がブランディングにより多くの関わりと、支えがあって実現した1年間の軌跡を振り返る。


ちょうど1年前の8月、地元の金融機関から地元の企業再生のオファーをいただいた。
隣町の見附市はニット製造を基幹産業として隆盛を誇っていたが、近年はファストファッションの台頭や輸入によりニット産業は斜陽化を余儀なくされていた。

関栄ニット有限会社の関口社長はそんな状況の中、なんとか起死回生の一手を打てるよう試行錯誤を繰り返していた。

会社の中を案内され、状況を見るに大改革をするための余力は残されていなかった。
自社でできることで世の中のためになることを探し、育てていくしかなかった。

ニットというと、ニット帽子が一般的には最も普及していると思われる。
商品群を拝見している際に抱いた「ニット帽子を作っていない」疑問を投げかけたところ「ニット帽子は業界が違う」という意外な答えが返ってきた。

では、ニット帽子はなぜ作らないのか?
応えは依頼企業からニット帽子の注文がなかった。
という単純な答えだった。

ここから、地場産業の技術によるニット帽子の開発が始まった。

売るなら通年売れるものがいい。
ニット帽子は秋冬物、そんな固定概念の中で「通年売れるもの」をコンセプトに軽量で薄いニット帽子の実現を目指した。
当初の目標はIDSデザインコンペティション受賞だった。

開発の最中、日本を代表するデザイナー紫藤尚世先生と関係することができた。
この出会いはブランディングに大きく影響を与えることになる。

紫藤先生は新ブランドAAPPAREの立ち上げの真っ最中で日本国内のニットメーカーを探している最中だった。
早速、紫藤先生から新潟までご足労戴き、開発中の商品群を吟味いただき、ブランドアイテムの製作を任せていただくことになった。
そして、2016年5月、浅草公会堂でのブランド発表でお披露目され、大勢の観客の皆さんの評価をいただいた。


現在はフリーアナウンサー 伊勢みずほさんにブランドモデルをお願いし、
通気性、デザイン性に優れた軽量、軽快なニット帽子のブランドは抗ガン治療中の皆さんのケア帽子として評価をいただいている他、男性女性の年齢を問わず、夏でも被れるニット帽子ということでユーザーを増やしている。

もう、斜陽産業だなんて言わせない。
地域の基幹産業は次のステージを切り拓いてゆく。

   

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廃工場をリノベーションした懐かしく創造的なコンセプトストア三条のメーカー職人の新商品、古着をディスプレイ。 往年のゲーム機がズラリと並ぶ駄菓子屋も併設。 休憩もできるスペースには、ときめくモノ・コトがぎゅっと詰まっている。